【治験バイト体験談】日々の日誌をつける治験は所要時間に対してのリターンがあまり良くなかった

募集内容・条件

20歳~74歳以下の日本人男女

治験内容レポート

事前検査

▼事前検査の内容▼

・内容説明(5分)

・同意書やアンケート等の書類記入(1分)

・事前検診(15分)
身長・体重、血圧・脈拍測定、採血、問診

・謝礼
5000円 手渡し

事前に調査票が自宅へ郵送され、記入し事前検査へ持参。

指定の会場に着いて体温測定、手を消毒、受付(身分証の確認)。事前記入した調査票を提出。

スタッフから席(待合室)に案内され、開始時刻まで席で待機。

募集対象の範囲が広かっただけに、男女多くの年齢層の方が揃っていた。また、人数も多かった(20~30人くらいが待機していた)。

開始予定時刻ちょうどに説明開始。

内容の簡単な説明が行われ、同意書等の書類を記入。項目数が多いアンケート等はなかったためすぐに書き終わる。

会場に来た順に呼ばれ、順に上記の事前検診を実施。

人数は多かったが回転は早く、待ち時間含め15分ほどで完了した。

本試験

事前検査の結果により、本試験参加者が決定する。

本試験は「前試験」1回と「本試験」2回が実施される(通院3回)。

▼試験の内容▼

・InBody測定(試験日)
・血圧/脈拍測定(試験日)
・採血(各試験日に1回ずつ)
・問診(試験日)
・生活日誌、食事日誌(自宅)
・影響がある食品の摂取禁止(自宅)
・採尿(各試験日に複数回行う)
・採便(自宅で各試験日前に1回ずつ)
・研究対象食品の摂取(自宅)

特定の食品を食べて体への影響を見る治験で、薬の接種はない。

「前試験」半月前から日誌の記入を行い、1度採便し冷凍便で発送。試験当日は上記の内容をこなし、6時間の間の尿を全て採尿する。拘束は7~8時間。

前試験の結果により、「本試験」参加者が決定。

本試験参加者は、自宅にて試験食品の摂取を行い、2回の本試験を実施する。

本試験の内容は上記の前試験でやったものとほぼ同じ。

▼試験前のタスク▼

試験日前に、生活日誌・食事日誌(半月間)と、採便して発送(1回)する必要がある。

↑採便&採尿キット。採便は冷凍便で発送する。自分でした物をすくうのでちょっと抵抗あり。

日誌がめんどい。何を食べたのかを詳しく、便の色や状態も書かないといけない。これを毎日。かなりめんどい。

▼「前試験」当日の様子▼

試験日当日、朝起きて採尿。

事前に記入しておいた日誌と採尿管を持って試験会場へ向かう。

試験会場に5分前に到着。

まず検温、手の消毒、日誌と採尿管を提出。

番号がかかれたネックストラップをもらう。

私が部屋に入った頃には、被験者はほとんど揃っているようだった。

すでに被験者ごとに番号が決まっている本試験は、その番号順で行われる事が多く、実は早く行ってもあまり意味は無いので私はギリギリに行くことが多い。まだ番号振りされてない事前検査は早く来た人から順番に検査する事もあるので早く行くと早く帰れる場合もあるが、これもすでに番号振りされていて意味がない事もあるので、結局私はギリギリで行くことが多い笑。

今回の治験は2部屋で行われており、1部屋には20人ほど。被験者にふられている番号が飛び飛びなので、事前検査通過者が招集されているという事だろう。

その番号を見るに、事前検査の合格率は10~20%ほどだったらしい。

9時開始予定だったがおしてるらしく、9時30分頃に開始。

9:00 試験開始(予定)

9:30~10:00 InBody測定、血圧/脈拍測定、採血、問診

10:00 なんか甘い飲み物を接種

その後、1時間ごとに一定量の水を接種し、16:00まですべての尿を採尿する。

16:00 採尿、問診、軽食支給、謝礼

以上、これだけ。

検査後には、水を飲みながら6時間だらだら過ごすだけなので、基本的には暇な時間。

トイレ以外に部屋を出るのはダメ、食事はダメ、運動はダメ。寝るのはダメ。これらを守ってれば何をやっていてもOK。

13時くらいまではSNSや、たまっていたアニメを見ながら過ごす。

13時からスタッフの方がその部屋で映画を流してくれたのでそれを見ながら過ごす。

映画を見終わると、そろそろ終了時間。

最後に軽食と、手渡しで協力費12000円を受け取って終了。

試験当日は、支給される水がクリスタルガイザーでキャップをあけにくかったという事以外は、特にストレスなく過ごせた。

後日、前試験の検査結果により不適格となったとの連絡があり、ここで治験終了となった。

簡単な治験ではあったが、試験日当日以外に日誌や採便して発送など、やることが多くトータルで結構時間がかかっているからリターンが良いとは言えない。

所要時間・報酬

▼事前検査▼

報酬:5,000円
(手渡し)

所要時間合計:30分
(待ち時間等すべて含む)

▼前試験▼

報酬:12,000円
(手渡し)

所要時間合計:10時間
試験当日拘束7時間
+事前その他作業3時間
(待ち時間等すべて含む)

※前試験で終了となったため本試験は実施せず

▼本試験(全2回)▼

報酬:65,000円⇒0円

所要時間合計:0分
(待ち時間等すべて含む)

報酬合計:17,000円
(手渡し)
~報酬内訳~
事前検査:5,000円
前試験:12,000円
本試験1回目:0円
本試験2回目:0円

所要時間合計:10.5時間
(拘束時間のみ、待ち時間等すべて含む)
~所要時間内訳~
事前検査:0.5時間
前試験:10時間

試験日当日より、とにかく毎日書く日誌に手間がかかった印象がある治験。

1回だけだが、採便を冷凍便で発送するというタスクもあって、トータルで考えると結構手間がかかった。

所要時間や手間を考えると、リターンが良いとは言えないものだった。

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